SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天の各サービスを使うほど楽天市場でのお買い物に付与されるポイント倍率が上がっていく仕組みです。2026年時点で最大+18倍(合計)まで積み上げられます。
ポイントは楽天市場でのお買い物に付与されます。旅行との関係がわかりにくいのですが、楽天トラベルでの宿泊予約も楽天市場と同じポイントが使えて、さらにSPUを高めておくと旅行費用の支払いやふるさと納税でも倍率が乗ります。つまり間接的に旅費を下げることができるんです。
全18項目のSPUのうち、私が「旅行費用の最適化に直接つながる」と評価している4項目です。
残りの項目が意味ないとは言わないけど、旅行費用節約という観点で費用対効果が低いと感じているものを正直に書きます。
| 項目 | 倍率 | 旅行目線での評価 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | +2倍 | 月々の通信費がかかる。通信品質が問題なければお得だが、他社乗り換えのコストと比較が必要 |
| 楽天ひかり | +2倍 | 自宅ネット環境の縛りが入る。引越し予定がある人は注意 |
| 楽天証券(投信積立) | +1倍 | 投資が前提。旅行費目的だけで証券口座を開くのはやや本末転倒 |
| 楽天ビューティ | +1倍 | 対象サロンが限定的。毎月使える人には良い |
ただし楽天モバイルは、旅行中に使う通信手段も兼ねているなら話が変わります。詳しくは楽天モバイルと旅行の関係の記事に書きました。
2026年4月現在、私が達成しているSPU項目と倍率はこんな感じ。
| 楽天カード(通常) | +2倍 |
| 楽天銀行+楽天カード引き落とし | +1倍 |
| 楽天トラベル(月1回以上利用) | +1倍 |
| 楽天ポイントカード(実店舗提示) | +1倍 |
| 楽天アプリ経由でのお買い物 | +1倍 |
| 楽天市場の基本ポイント | 1倍 |
| 合計倍率 | 7倍 |
この構成で、年末のふるさと納税(楽天市場経由)を5万円分実施したときのポイント付与を計算してみます。
| 寄付額 | 50,000円 |
| SPU7倍での楽天ポイント付与 | 50,000×7%=約3,500ポイント |
| 5と0のつく日の追加ポイント(+5倍) | 約2,500ポイント |
| 楽天トラベルクーポン(返礼品) | 15,000円相当 |
| 合計でもらえる価値 | 約21,000円相当 |
SPUを7倍にした状態で「5と0のつく日」に注文すると、ふるさと納税だけで約6,000ポイントが積み上がる計算です。このポイントをまた楽天トラベルの支払いに使えば、実質的に旅行費用がどんどん圧縮されていく。
[写真:楽天ポイント獲得履歴の明細スクリーンショット(ふるさと納税とトラベルの分)]楽天トラベルの+1倍を達成するには、月1回・5,000円以上の対象サービス利用が必要です(2026年4月時点)。「予約」ではなく「利用(チェックアウト完了)」がトリガーになります。
つまり、3月に旅行を予約しても、チェックアウトが4月なら4月の達成となります。毎月旅行しない人は「今月の達成ってどうなってるっけ?」を確認する習慣をつけると良いです。
SPUを最大化しながら旅行費を下げるための、私が実践しているルーティンはこんな感じです。
まず楽天カードを持つ(これが起点)→楽天銀行口座を開いてカード引き落とし設定→楽天トラベルを旅行予約の主窓口にする→年1〜2回ふるさと納税を楽天経由で実施。この4ステップだけでSPU6〜7倍は自然と達成できます。
楽天経済圏の全体像については楽天経済圏と旅行費節約の記事にまとめています。楽天トラベルのポイント最大化については楽天トラベルポイント攻略も参考にどうぞ。
[写真:楽天アプリのトップ画面でSPU倍率が表示されているスクリーンショット]楽天SPUは「全項目達成してこそ」という雰囲気がありますが、旅行費用の節約という目的で見ると、楽天カード・楽天銀行・楽天トラベル・ポイントカードの4項目だけで十分な効果が出ます。
無理してモバイルや光回線を変えるより、このシンプルな構成を維持しながらふるさと納税のタイミングで最大化を狙う、というのが私の結論です。ポイ活全体の管理については旅行ポイ活チェックリストも参考になります。